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に わた さわ
鬼 渡 り 沢
小妻宿上の道坂のところから、里川本流に流れ込む沢があります。
この沢は生瀬との境の分水嶺付近七曲がりを源流としています。村人たちはこの沢を、「にわたり沢」と呼んでいますが、昔は鬼渡り沢と言って、たようです。
これは 時折、沢が大雨や台風などで増水すると、上流から土砂や大きな石が大量に流されて来て、下流の田んぼや畑の中に入り、作物に多くの被害をもたら
しました。
そのひどい様子を見た村人の一人が「まるで、鬼が渡り歩いたようだね、ひでえもんだ」とポツリとつぶやいたそうです。
それからは、増水被害がでると村人たちは「鬼が渡った」というようになり、この小さな沢を「鬼渡り沢」というようになったということです。
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